あらゆる科学の鍵は疑いなく疑問符である。我々の偉大な発見のほとんどは、いかにして?という問いに帰すべきであろう。そして生活の知恵とは、おそらくあらゆる事象に「なぜ?」と問いかけることにあるのだ。——バルザック
2020年4月27日、米国特許商標庁は決定を発表し、人工知能(AI)が発明者となることはできないと明確に示した。現時点では、「自然人」のみが特許を取得する権利を有する。
昨年、DABUSと呼ばれる人工知能(AI)システムが2つの新装置を「発明」した。この比較的平凡な2件の特許出願で、形状変化する食品容器と緊急用懐中電灯は、世界中の国際特許法に存在論的な疑問を投げかけた:発明者は人間でなければならないのか?
これらの二つの発明はDABUSによるものである。DABUSは物理学者兼AI研究者であるStephen Thalerが開発した人工知能システムである。現在、米国特許商標庁はDABUSやその他のAIシステムを特許出願における発明者として記載できないとの決定を下した。同庁は発明行為は人間のみが行うことができるとみなしている。
これ以前に、英国ではDABUS特許出願が特許法に基づき却下されていた。同法は非自然人による発明を禁止している。米国もこれに続き、2020年4月27日の公告で米国特許庁は正式に規定した:「特許出願において、発明者として指定できるのは自然人に限る」。
他の国の関連特許法規ではAIが発明者となることを明確に禁止していないものの、現時点では、いかなる人工知能システムも発明者として特許を出願または保有する権利を有していないことは明らかである。つまり、AIは発明者になることはできない。
作者:呂暁章